勝連城跡について


勝連城跡は、沖縄県うるま市にある城(グスク)です。その歴史は沖縄の城の中でも最も古く、12世紀頃と伝えられています。1972年5月に国の史跡に指定され、また2000年12月には『琉球王国のグスク及び関連遺産群』の一つとして首里城跡や中城などとともに他7つの文化財とともにユネスコ世界遺産登録されています。

那覇空港からの所要時間は、車でおよそ1時間半、沖縄自動車道を使用すれば約1時間です。見学時間は決まっておらず、いつでも自由に見学ができます。入場料も不要です。しかし照明などの設備は一切ないため、日没後・夜間の見学には注意が必要です。

そばに無料駐車場があり、敷地内には無料休憩所が併設されていますので、休憩に立ち寄るのもよいでしょう。食べ物の販売はありませんが、休憩所への持ち込みはOKです。

休憩所ではトイレ・休憩スペースが利用できるほか、勝連城跡やうるま市内の遺跡から出土した遺物が展示されています。駐車場・休憩時間の利用時間は午前9時~午後6時、年中無休(年末年始を除く)です。この城は小高い丘の上に位置しています。城まであまり整備されていない坂・階段を登る必要がありますので、訪れる際にはスニーカーなどの歩きやすい靴がおすすめです。

城からは、北は金武湾を囲む北部の山々やうるま市の離島を、南は知念半島や久高島・護佐丸の居城であった中城城跡が一望できます。
晴れた日には絶好の景勝スポットとなるでしょう。