沖縄のマラソン大会について


冬でも気温が下がらず、暖かい気候が続く沖縄で多く行われているのがマラソン大会。1年を通して実に20以上のマラソン大会が開催されているというのだから驚きです。キレイな海と青空のもとで、美しい景色を見ながら走ることができるのは沖縄のマラソン大会には、県外からもたくさんの参加者が集まります。

那覇市で毎年12月に行われる、日本最大規模の市民マラソンがNAHAマラソンです。毎年3万人以上が参加する、沖縄の一大イベントになっています。那覇市・豊見城市(とみぐすし)・糸満市(いとまんし)・南風原町(はえばるちょう)・八重瀬町(やえせちょう)の沖縄南部エリアの5つの市と町を駆け巡るフルマラソンです。このNAHAマラソンの沿道の声援が特徴的で、エイサーの演舞やバンド、休憩所以外での水やフルーツなどの支援など最高のおもてなしをしてもらえます。

また、マラソン大会は本島だけではなく離島でも多く開催されています。沖縄県内で新年最初に開催されるのが1月の石垣島マラソン。平均気温18℃という心地いい気候の中で走ることができます。フル、24キロ、10キロの3コースが用意されており、全コース石垣島の市街地からスタート。フルと24キロのコース前半ではエメラルドグリーンの海に浮かんだ竹富島や小浜島、フルの中盤には県内最高峰の於茂登岳(おもとだけ)、終盤には石垣空港とさまざまな観光スポットを楽しみながら走ることができます。石垣島の自然が堪能できるこちらの石垣島マラソンも、毎年多くのランナーたちが参加するイベントです。

マラソン大会に参加する際には、早めにホテルを予約しておくのが鉄則。NAHAマラソンの場合、那覇市内のホテルは7月頃にはほぼ埋まってしまうそうです。本島だと当日の電車や交通事情は混雑するので、常に余裕を見て行動するのが大事です。離島の場合も、参加が決まったらすぐにホテルを押さえておきましょう。石垣島内にあるおすすめのホテルがリゾートインラッソ石垣。広々とした23平方メートルの快適空間で、ゆっくりとマラソン大会の疲れをとることができます。部屋には家電設備も揃っており、すべて無料で自由に利用可能。自分で沖縄料理づくりにチャレンジしてみてもいいかもしれません。県外からの参加者が多いということは、ホテルなども混み合います。備えあれば憂いなしともいいますし、早めに準備しておいて損はありません。

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