川平湾について


「川平湾」は沖縄県石垣市の石垣島北西部にある湾です。石垣市は、沖縄県で西表島に次ぐ3番目に大きな石垣島と尖閣諸島からなり、日本の最南及び最西端に位置する市です。

ここはミシュランの観光ガイドブックで三ツ星を獲得した石垣島を代表する景勝地で、日本百景にも選ばれています。1997年に「川平湾及び於茂登岳」として国の名勝にも指定されています。2007年、西表国立公園が西表石垣国立公園に拡張された時に、指定地域に編入されました。
黒真珠の養殖場としても知られ、湾内には小島が点在し、周囲の小高い丘からは、澄んだ海と白い砂浜が見渡せます。潮の干満や光の加減で海の色が刻々と変化するのも見ものです。潮の流れが速いので、遊泳は禁止されています。海中には多種の造礁サンゴが群生し、船底がガラス張りになったグラスボートでその景観を楽しむことができます。

川平湾へのアクセスは、石垣空港から車で約20分です。観光には川平湾の他に、天然記念物「米原のヤエヤマヤシ群落」、360度のパノラマ絶景が広がる「玉取崎展望台」など、石垣島の見どころを押さえた島内一周バスツアーを利用すると便利です。ガイド付き約4時間半の行程で、午前便にはランチ、午後便にはティータイムつきです。